縁を結ぶお寺

日蓮宗 妙性寺

0968-72-5218

〒865-0064 熊本県玉名市中1735

縁を結ぶお寺

妙性寺ブログ

2018/06/27 縁を結ぶお寺

人間は生きていた時の行いによって極楽に行くか、地獄へ行くかが決まります。仏教世界におけるあの世の世界と仕組みについてご紹介いたします。あの世の世界を知って自らの生き方を改めてみてください。

 

あの世とこの世の境目「三途の川」

 

人は亡くなると霊山浄土(極楽浄土)に行くまでに長い道のりが待っています。まるで長い旅が始まるような感覚です。魂は暗闇を通り過ぎた後に「死出の山」を登り、その後「三途の川」へと辿りつきます。

 

三途の川は緩やかな所から流れの激しい所があり、生前の罪の重さにより渡る場所が決まってきます。善人であれば渡し舟や橋を使い難なく進むことができます。しかし、罪人は泳いで渡らなければなりません。その先には鬼が存在し、衣服を剥ぎ取られ衣服の濡れ具合で罪の重さを量られます。

 

死者の行く末を決める「十王審査」

 

三途の川を渡りきると、十王審査が行われます。十王審査は初七日~四十九日の間で、十人の王によって生前の殺傷や盗み、嘘など全ての行いについて問いただされるのです。

 

十王は生前の行いを全て知った上で質問をしているので、ここでまた嘘の話をすると罪はさらに重くなります。三十五日目で審判が下され、死者の来世の世界が決まります。六道世界で天道以外はどれも険しい道となっているので、生前の行いはどれほど重要かを死者はこの時に実感するのです。

 

供養により救われる

 

十王審査により険しい世界へと落とされたとしても、法事で行われる供養により救われることがあります。

 

人は亡くなると百ヶ日・一周忌・三回忌・などがありますが、その時に供養が行われると大王による再審が行われ、違う世界へと行く新たな機会を得られるのです。また供養を行った者も後に自分が亡くなった時にも徳として数えられ、罪が軽減されると言われています。

 

法事や仏事、供養をお考えの方は、熊本県玉名市にある妙性寺へご相談ください。祈祷・祈願など法事以外のことも行っており、常識と価値観あなたに合わせた(格安)料金にてご案内しております。また年間を通して様々な行事も行っていますので、妙性寺へ一度お越しください。

TOP