精霊棚の飾り方(盆棚・お盆の飾り)

日蓮宗 妙性寺

0968-72-5218

〒865-0064 熊本県玉名市中1735

精霊棚の飾り方(盆棚・お盆の飾り)

妙性寺ブログ

2019/11/30 精霊棚の飾り方(盆棚・お盆の飾り)

お盆には古来より各家庭で
「精霊棚(しょうりょうだな)」をしつらえ、
精霊をお迎えしてきました。
精霊棚の飾り方は、地域によって独自の伝統や風習があり、
少しずつ異なりますが、今回は一般的なものをご紹介します。


①曼荼羅ご本尊


②位牌


③ほおずき

…精霊の道案内となるよう、灯明の代わりにほおずきを吊るします。
この他に枝豆や柿、栗、芋の茎などを吊り下げる地域もあります。

④笹竹

…笹竹に張られた縄から内は「この中に精霊が来られる」という結界を表します。
2本または4本で聖域を囲みます

⑤お供物
…ご霊膳には果物や野菜をお供えします。
その他にも故人やご先祖様が好きだったものをお供えし、心を込めて精霊をお迎えしましょう。

⑥真菰(まこも)
…壇には荒むしろ、まこもなどを敷きます

⑦きゅうりの馬 ナスの牛
…きゅうりの馬は精霊が少しでも早く帰って来ていただくため
ナスの馬はゆっくりお戻りいただくためにお供えします。

⑧溝萩(ミゾハギ)
…灑水盤(蓮の葉)に入れた水を「溝萩(みぞはぎ)」に含ませて「水の子」に注ぎます。
これは煩悩を鎮めるためだと言われています。

⑨水の子
…きゅうりやナスを賽の目に切ったものと洗米を混ぜ蓮の葉の上に盛り付けます。
溝萩と同じく煩悩を鎮めるためのお供物だと言われています。

 

■■□―――――――――――――――――――□■■

日蓮宗 妙性寺

【電話番号】
0968-72-5218

【住所】
〒865-0064
熊本県玉名市中1735

■■□―――――――――――――――――――□■■

TOP